実験動物輸送について
輸送の計画において、動物愛護に最大限配慮すると同時に、直前の天候などを確認の上、最善の方法をご提案致します。特に冬季には航空便の遅延、欠航などの発生頻度が高まりますので、そうしたトラブルへの配慮が重要になります。
輸送上、最も大切な温度管理については、必ず専用の計測機器にて輸送中の荷室温度を定期的に測り、記録致します。その記録はご要望に応じて速やかにご依頼者様に提供できる体制を整えております。ドライバーは輸送中、複数の温度計により荷室内の温度を確認することで機器の故障にも備えております。
福祉については、例えば、7月~9月の夏季においては高温に長時間さらされる可能性のある日中の航空便の乗り継ぎを原則禁止するなどの措置を取らせていただいております。
衛生管理については、事前にお届けする輸送箱や寒天は滅菌済みのものをご用意致します。また、輸送時に箱を触る際には、未使用の消毒済みグローブを使用し、感染事故等に配慮致します。また、輸送後の荷室については社内規定に則った方法で都度、清掃・消毒が行われます。
当社の実績について
実験動物輸送専用車での完全陸送では、関東を中心に東北や九州までの輸送実績がございます。また、航空便と協力会社ネットワークにより北海道から沖縄まで全国の研究機関へ動物をお届けして参りました。
創業以来、輸送による死亡事故等は一切ございません。動物輸送では、当日輸送が基本となりますが、実験のご都合によっては、夕方にお預かりした動物を翌朝にお届けするご依頼にも対応しております。ご要望に応じて多様な輸送を展開致します。
当社の強み
当社サービスをご利用頂く方への各種メリットについてご紹介しています。
動物福祉への配慮
弊社では、実験動物輸送を専門に行っており、「動物福祉」への配慮が最優先される輸送を実施致します。輸送の準備段階から厳しいルール(社内規定)が適用されており、輸送資材の選定・ルートの調整・輸送実行につきましては、実験動物2級技術者もしくは実験動物輸送業務を3年以上経験したスタッフが行っております。
輸送動物のストレスが最小限に抑えられるよう対応致します。
法令の遵守
カルタヘナ法だけでなく、貨物自動車運送事業法等の各種関連法令を遵守し、輸送を実行致します。研究を行う上で、そうした手続きにも不備は許されません。
豊富な実績とノウハウ
これまでの輸送実績と豊富な経験を踏まえ、さまざまなお客様のニーズにお応えします。動物福祉と法令の遵守が確認できれば、急なご依頼にも全力で対応させていただきます。弊社には、それを可能とする全国の協力会社ネットワークがございます。
ご依頼の流れ
お問い合わせ
動物種、匹数、その他条件を伺い、お見積りと最短での対応可能なスケジュールをお伝え致します。
正式依頼
電話、FAX、メール等でご依頼をお願い致します。
輸送資材準備
輸送に必要な箱、寒天等を事前にお届け致します。
動物お預かり
お約束の日時に動物をお預かり致します。
動物お届け
お約束の日時に動物をお届け致します。(天候、その他事情により遅延が予想される場合には、必ず事前にご連絡致します。)
お支払
輸送実行後、事前協議の通り、お願い致します。